ネジを上手に使ってDIYをはじめよう

日曜大工が趣味という人から、これからDIYをはじめようと考えている人まで、ネジの使い方についてもう一度考えてみよう。
物を作るときネジはかなり重要な役目を果たします。タンスなどの家具を作るのでも、部材を繋ぎ止めるのは接着剤やかみ合わせだけでは不十分です。
部材がうまく組み合わせることができないと、タンスに物を入れることができないだけでなく、タンスが崩壊して周囲の人がケガをする可能性だってあります。
しっかりと部材をとめるためには、ネジを使います。
ネジについてあまり考えたことがなかった人も、これからDIYをはじめるのなら、ネジの使い方について覚えておきましょう。

ネジは丁寧に扱うべき

ネジと聞いて、何を連想するでしょうか。ネジという部品には、必ず必要なものがあります。それは、ネジ穴です。ネジ穴がないと、ネジは何の役にも立ちません。釘だと、打ち込むことが出来ますけどね。ネジの強みは、製品を分解できるという点です。そして、何度でも再利用できる点です。釘だと、抜くのに手間取りますが、ネジだと、プラスのドライバーで簡単に取り外すことが出来ます。
そんなネジですが、経年劣化してくると、サビが出てきます。勿論、腐食しやすい場所で使われるネジには、ステンレスやアルミ等の材質のネジが用いられますが、それでも腐食が起こる場合もあるのです。そういう場合は、製品や部材を分解するのが非常に難しくなります。ネジとネジ穴が固着している場合、そのまま分解しようとすると、必ずといっていいほど、ネジの頭が潰れてしまいます。俗になめたと言われます。
こうなってしまうと、無理やり外すことになり、そのネジ穴は、使えなくなってしまいます。だから、ネジを力づく回すのはご法度です。潤滑剤を吹き付けてしばらく待ってから、ネジを回す必要があるのです。それでも駄目な場合は、専用のスプレーを吹きつける必要があります。専用スプレーは、潤滑剤に冷却材を加えています。ネジは、丁寧に扱いましょう。

ネジの種類や使用環境による使い分け

ネジはあらゆる物を固定する際に必ずといって良いほど使用します。眼鏡などに使われる小さなネジや自動車に使われる大になネジまで色々な種類があります。ネジ山にも種類が多数あり、プラスやマイナスなどのドライバーを使用する物や六角タイプ、専用工具で回さないと外せない物などもあります。ネジは取り付ける素材や環境によっても使い分けがあります。
使用環境も考えて使い分けなければ正しく固定がされないこともあります。例えば屋外で使用するもの雨風にさらされるものなどはステンレス製のものなどを使用したり熱がかかるところなどは専用のコーティングがされているものを使用します。ただ物を固定するだけでなく使用環境も考え、適したネジを使用しないと故障や破損の原因につながります。また、ネジの締め付け力も考えないといけません。車やバイク、自転車などに使用されているネジも場所によっては
、規定されているトルクがあります。正しい締め付け力で固定しないと故障の原因にもつながりますので、正しい知識と管理が必要になります。また、固定にはネジのボルト、ナット以外にも緩め止めのワッシャーやスプリングなどを使用する場合もあります。振動がある場所などは自然に緩み外れないようにするためです。ボンドで固定するタイプなどもあり
なかなか外れないようにしてあるネジもありますのでネジひとつにしても、正しい取り扱い知識と意味を知ってから材質を選定しましょう。

ネジの種類や用途について

世の中の実に様々なところでネジというものは使われていますが、一口にネジといってもどのような種類があるのか知っているという方は意外と少ないのではないかと思います。
ネジには様々な種類があり、その選び方は用途によって異なっています。例えばボルトと呼ばれるネジであった場合、六角ボルトならば建設や大型の機械に、アイボルトというリング状になっているものは、そのリングの部分にワイヤーやチェーンを付けて使用されます。この他にも工具がなくても緩めたり締めたりすることができる蝶ボルトというものもあり、折りたたみ式の椅子やテーブルなど頻繁に使用する部分に用いられることが多くなっています。
他にも小ネジと呼ばれる小さなネジのうち、なべ小ねじと呼ばれているものは家電など至る所に使用されていますし、皿小ネジという頭の部分が平らになっているネジは出っ張らないという特性があるため、蝶番などに重宝されています。
その他にも木材を固定することに特化した木ネジや、金属の固定に使われるタッピングネジなどがあります。この2つは先端が尖っているため、自分で固定する木や金属を削りながら締めることができます。
ネジには専門的な用途で使用されるものなど実に様々な種類があるため、使用する際には用途に合わせて選択したいものですね。